感染患者2000人が自宅療養 宿泊施設の2倍以上、厚労省
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示された数値だけから考察をしても、的外れかもしれません。
自宅療養が選ばれた理由は何か、自宅療養を選ばれた方の年齢分布や高リスク感染者の内訳、一人暮らしなのか家族と同居なのか、家族構成、セーフティネットはあるのか、などの情報がなければ、十分な考察も解決策も示すことができないのではと思います。
例えば、施設療養が避けられた理由に「PCR検査の陰性確認による隔離期間の長期化」があったとしたら、症状と発症からの時間経過をもとにした新たな隔離解除基準によって解決できる問題なのかもしれません。
このように、自宅療養が選ばれた理由が、避けられるものであり、かつ家庭内感染リスクや自宅内での死亡リスクを高めるものであれば、これについては解決策が示されるべきですが、数字の単純比較による批評には、あまり大きな意味を持たせることができないと思います。家庭の事情や個人の希望で自宅療養している人もいるやろうし、全例が宿泊施設のキャパをこえていてやむを得ず自宅療養してもらっているわけではないので、だからどうと言いづらい数字ですけど、
やむを得ず自宅療養とせざるをえない人もいるでしょうから、
自宅療養の際の症状のモニタリングを十分にできるガイドラインは必要ですね。中国の治療チームが
「患者を自宅待機にしてはならない。なぜなら、隔離の命令を無視して外出してしまう者がおり、感染を広める恐れがあるからだ」
と指摘していた。日本でもこの指摘のケースは何度も報道されている。中国の知見ももう少し知るべきだ。
追記
朝日新聞が指摘しているが、自宅療養は家族への感染リスクが非常に高い。
https://www.asahi.com/articles/ASN437HCZN43UHBI02K.html
中国は速やかに対応したが、対応の遅れたイタリアは医療・社会ともに大打撃を受けたのは記憶に新しい。早急に対応すべきだ。