新型コロナ治療薬「レムデシビル」 重症者へ無償提供へ 厚労省、承認後
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『新型コロナ流行拡大防止のため緊急にレムデシビルを使用する必要がある』という表現は語弊があり、
レムデシビルは、重症例に投与し重症化や死亡例を減らすための薬であって、
感染の拡大を防ぐための薬ではありません。
つまり、レムデシビルの承認=感染の収束が期待できる、というわけではなく、
感染予防のためには、ワクチンが開発されるまでの間は、ソーシャルディスタンスを保つ必要があります。無償で提供するかどうか以上に、「国内の流通を公的に管理し、重症患者を治療する医療機関に分配する」点が重要ではないかと思います。
例え、レムデジビルが有効で安全であると確認されても、本来治療を必要としない軽症者に使用され、それを本当に必要とする人に届けられなくなっては困ります。
重症患者さんにしっかりと分配できるよう、あらかじめ流通をコントロールする必要があります。
その上で、現場からの不安の声をあげるとすれば、薬を入手する際の手続きかもしれません。紙書類など時間のかかるプロセスではなく、電話やオンラインでスムーズに薬のやり取りができるようになればと思います。