【挑戦】ビル・ゲイツが生きたかった人生

2020/4/25
「どうテクノロジーを使って貧しい人を救うのか、私はもっと早くこの道を考えるべきだった」
今や飢餓や感染症の対策に奔走するビル・ゲイツが2019年、自身のブログにたしなめた言葉だ。
マイクロソフトで巨額の富を築いたが、テクノロジーの力を使ってもっと別の生き方があったかもしれない、そう言っているのだ。
そのゲイツが注目しているのが、青年、ウィリアム・ウーだ。
ウィリアムはNASA(米国宇宙航空局)で働くエンジニアだったが、今、そのテクノロジーの力を発展途上国の問題解決に使っている。彼は大企業を去り、なぜその道を選んだのか。
ウィリアム・ウー(William Wu) / QED共同創業者
スタンフォード大で数学、電子工学の修士、電子工学の博士課程を修了。生命情報科学のリサーチセンター、画像認識のスタートアップ、NASAでの経験を経て2008年、QEDを設立。シリコンバレーの最先端技術を、発展途上国の貧困・医療問題の解決に使い日々奮闘している

人生が変わった