アップル/グーグル共同開発のコロナウイルス接触者追跡APIの最初のバージョンが来週リリース
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注目のコメント
日本ではあまり知られていないようですが、中国の正常化に政府のアプリが活用されています。なんでこの話がニュースにならないのか不思議でなりませんが。
海外からの帰国、国内での新幹線乗降データ、市内での移動、チェックインでの位置情報などを取ることで感染者が多い地域にいたかどうかで自分のステータスを管理され、感染リスクが高い行動をしていたら商業ビルなどに入れない、いわばID+αの役割を果たしています。
現地ではプライバシーの問題もあるが、安全という便益が上回って、市民の評判は良いとのことです。
先日のWeekly Ochiaiでも利用率が80%くらいまでいかないと効果が低いというお話が出ていましたが、それでも5%でも10%でも使う人がいることで効果がゼロではないし、現状把握を低コストでできるので意味があると思います。
そして国民への強制はできないものの、民間で勝手にこのアプリの状況を入館規制に使うことはできると思います。例えばヤマトの配達員が勤務時間中どこにいるか把握されているように。
というか、個人情報のほとんどはいろんなところに取られているので、きちんと使い倒したいくらいの気持ちです(笑)個人データの視点からコメントすると、プライバシーに配慮しすぎてデータを集めないとなると目的を達成できなくなる可能性があるため、データプライバシーとデータ利用目的をいかにバランスよく考えるかが求められます。
具体的に何を持ってデータプライバシーになるのかを各国のアプリ比較でまとめて見たので、よければ参考にして見てください。
各国のコロナ対策アプリはどのようにプライバシー対策を行なっているのか?
https://comemo.nikkei.com/n/nef6c1e2ed6f3さすがテックジャイアントの底力ですね!
これだけ急ごしらえなので、最初は一部の機能や性能で課題があるかもしれませんが、それは出してから迅速にフィックスされるでしょう。
とにかく最低限のものを、最速でリリースする。出してから、迅速に進化させる...このシリコンバレー的な開発手法とスピードからは学ぶべきものが多いと、いつも感じています。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません