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軽症で自宅待機の男性死亡、埼玉 入院前に容体悪化、検査は陽性

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注目のコメント

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    総合内科医 医学博士

    新型コロナでは、8割が風邪症状などの軽症で終わり、2割が重症化するということは当初の報告から変わりありません。難しいのは、「重症者」になる経過は、最初は風邪症状で始まり、1週間ぐらいで重症化する傾向があるため、診断の時点で「軽症」と分類された人がその後重症患者になることがあるという点。経過がどのようになるのか予想しづらいのがマネジメントとして難しい。

    軽症者のホテル待機や自宅待機の方針になった時から起こりうることが予想されていた事態ですが、実際に起こり命が失われてしまったことは非常に残念です。今後の対策として、「軽症者もひとまず全員入院してもらい1週間ほど経過をみて重症化しなければホテルへ移動してもらう」というのは効果的かもしれません。

    また、母子感染の件などにも通じる話ですが、患者の数が増えれば増えるほど頻度としては少ないことが実際に起きてしまい、ショッキングなニュースとして報じられます。公衆衛生的な視点ではこういった個別の報道に左右されすぎることがないようにするのが、国民全体の健康を守ることに繋がると思います。


  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    何度コメントしようとしても、リンクをつけようとSafariを開けるたびにNPが再起動、、、

    まずこの件については詳細が不明ということは確認しておきましょう。

    また比較的急激に重症化するという話がありますが、重症なウイルス性肺炎でも卒倒する(バタンと倒れる)ようなことは考えにくく、時間単位での悪化がほとんどです。逆に昨日電話した時は話できていたのに、今日は電話に出ない、というくらいはありえます。(非医療者からみれば、まさに「急変」でしょう)
    自宅療養中の方には1日1回連絡して病状を聞き、状況によっては2回に増やすことにはなっていますが、それだけでは足りない可能性はあります。

    その他、軽症(酸素投与不要)の中にも既に酸素化が悪い人もいたり、中等症(酸素投与必要)から重症(人工呼吸器装着)までは従来の疾患の治療よりも狭いこと(呼吸器以外の高濃度酸素投与がエアロゾル発生のリスクから避けられている)もこの辺の表現を複雑にしています。

    なお、重症度は医学的な分類ですが、例えばインフルエンザでとても辛い思いをした方でも自宅で薬を飲んで治した方、それは4-5日すごく辛い思いをしても軽症です。


    実際どうするかは各医療機関や自治体・保健所が検討されるとは思いますが、

    ご飯が食べられるか、水分が取れるか、動けるか。

    呼吸苦を半定量的に評価する方法としては、家の中の階段を登った後・途中に休憩がいる、トイレにいくのも息がきれるといったこと、客観的には呼吸数(1分間に何回呼吸をしているか)20以上なら異常ですし、30以上ならかなり促迫していると言えます。
    その他、脈拍や血圧も経過を見る上で指標になると思います。

    家族に移すわけにいかないと自己隔離されている方もいるとは思いますが、ある程度耐えられてしまうからこそ取り返しのつかなくなることもあります。

    最近ではスマートウォッチに酸素飽和度計がつくという話がありますが、本当はそういったものもある方が良い状況になりました、、、



    重症化を恐れるのであれば感染予防を。無症状なのに不適切な検査はやめましょう。

    安心していただけるよう、各地の医療機関はがんばっています。なにかあればご相談下さい。感染拡大予防に皆様もご協力ください。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    十分な医療を届けられず自宅で亡くなられてしまったことには、言葉も出ませんが、この限られた情報だけでは、十分な考察は難しいと感じます。

    COVID-19が急速に悪化することがあるとはいえ、肺炎は秒単位や分単位で突然死する病気ではありません。すなわち、本来であれば状態の悪化を自覚して医療機関などにご自分で連絡することは可能なぐらいの猶予があるはずです。

    しかし、もしその時間的余裕や余力がなかったとすれば、直接死因は別にあったようにも想像されます。だとすれば、コロナウィルス感染に限らず、残念ながら防ぎようのなかった事象かもしれません。しかし、詳細が分からないと、何が起こったかはあくまで全て想像の世界になってしまいます。

    私たちが考えておくべきことは、感染してしまった場合、持病のない軽症の方でも、発熱に加えて呼吸が苦しい、息が上がってしまうなどの症状が出た場合にはすぐにご連絡いただいた方がいいということです。

    また、高齢者や持病のある方は、軽症でも発症後1週間ほどは入院で対応する、あるいはすぐ医療者の手の届くホテルでの経過観察で対応するといった対策が考えられます。


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