[東京 16日 ロイター] - 東証における4月のIPO(新規上場)の中止件数が14件に達した。市場筋によると、ITバブル崩壊後の2001年10月の13社を上回り、ブックビルディング制度導入以降で月間最多となった。

認可保育所を中心とした保育所の運営を行うさくらさくプラスは16日、24日に予定していたマザーズ市場への新規上場の中止を発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化や環境変化などを理由に、IPOを中止する企業が3月以降増えている。