上場企業で異例の現金ズレが8億円 Nuts(ナッツ、7612)
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注目のコメント
限りなく売上が0に近いのに、まだ時価総額が20億円あまりあり、更にあると言っていた現金8億が実際には50万円しかなかったという謎の上場会社。
一体上場企業とはなんなのでしょう。監査法人勤務時代、とある多店舗展開されている会社さんで、
現金不正の体験をしている私としては、
中々に他人事として聞けない話です……。
ただ、現金残高が億単位になっていたら、間違いなく
高い不正リスクを識別し、期末日以前にかなりチェックを
入れに行くと思いますが……。
この現金を期末日までに見に行かなかった監査センスも
中々に香ばしいです。
ちなみに、話題のナッツさんのIR情報はこちらから。
http://www.too-nuts.co.jp/irlibrary/
直近の四半期報告書を見ると、12月末時点でも
約8億円の現預金残高がありました。
この大半が現金だったら、普通の監査センスを持ってたら、
レビュー意見を出すのもためらうレベルだと思います。。実査した会計士の方は、怪盗ルパンか金庫に押し入ろうとしたら財宝がすっかりなかった時くらいの落胆ぶりだったでしょう。
せいぜい昔のサスペンスドラマみたいに札束の一番上だけピン札にして下は新聞紙くらいの細工は欲しかったところ。