日経平均は反発、日銀が支え 新型コロナで上値は重い
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日経平均株価は152円高となっています。
米国株はNYダウが285ドル高と続伸、FRBの大量資金供給策を好感しました。
これを受け、今朝の東京市場も反発、154円高から始まりました。
週末でもあり、今晩のNY市場がグッドフライデー休場(英独仏など欧州市場も休場)という事もあり、週末伸び悩み109円安と軟化する場面もありました。
後場は日銀のETF買い期待から切り返し、この日の高値圏で引けています。
売買は低調でしたが、前日業績下方修正発表のFリテイリングが上げた他、スイッチ期待の任天堂やアビガン期待の富士フイルムが上げ、銀行株高が目立ちました。
週を通せば1678円高と急反発、
緊急事態宣言で悪抜け感、緊急経済対策を好感というよりは、米感染拡大鈍化観測を手掛かりに米株が急反発、これを好感したようです。
また現状の堅調市場は、CTA(商品投資顧問)による上値追い依るところが大きいと観ており、そろそろ様子見スタンスのファンダメンタルズ投資家大勢に主役が移らないと4/22(水)くらいまでに息切れしてしまうと予想しています。
テクニカル的にも、25日移動平均かい離率が5%超となってており、当面は上値の重い展開が続きそうです。
来週は米銀から決算発表シーズンインする他、米小売売上高、中国の貿易収支やGDPも出てきます。
日々の患者発生数(特に重篤/死亡者数)を気にしながら、神経質な展開が見込まれそうです。
~皆さま新型コロナ禍でタイヘンな状況続きますが、引き続き宜しくお願いします日経平均+0.79%、TOPIX+0.92%、マザーズ-0.14%、REIT-0.06%。
感染者数・死者数については増加幅が落ち着いてきたことを織り込んだ反騰相場が世界的に起こっているという認識の一方で、景気低迷はどんなに下支えしても長期化するだろうとも思っている。そのなかで、約3週間くらいの反騰相場もそろそろなのではないかと思っているのだが…
なお昨日下方修正を発表したファストリは+2.64%。原油減産が棚上げとなった格好となり、その影響もあってかNY市場の上昇ほどではありませんでした
株価に楽観論が反映されているというよりは、経済的打撃(ー)と金融財政政策(+)のパリティで、なんとか下落が食い止められている、といった感じだと思います
中小のラッセル2000やハイイールド債などが軒並み値をあげているのもその現れと思います
今日はNYはお休みで、今日から週末にかけて何か大きな出来事があれば来週の日本市場からの反映となります
投資家の多くは、このところの大きなボラティリティで多大なストレスを感じていると思いますが、値動きのないのが週末の良いところです、どうかリラックス・リフレッシュできますように(一週間お疲れさまでした)