『ジャンプ』発売延期 社員に新型コロナ感染の疑いで制作に影響「作業を一時中断」
ORICON NEWS
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注目のコメント
緊急事態宣言を受け、プレジデント社は原則在宅勤務に切り替わりました。それまでは在宅勤務のテストを行っていましたが、より強くした形です。このため、うちの編集部では原則全員が在宅勤務中です。
ただ、雑誌の編集部では紙ベースでのやりとりが必要になるため対応に苦慮しています。たとえば「校閲」を進めるときには、校閲者が紙に指摘を入れていくのですが、これは紙で進めないとVer.管理が煩雑です。また社外のDTPオペレーターへの指示出しは「紙への赤字」としていますが、これをどうするか。やってみるとすぐわかりますが、「PDFにコメントをつける」ではうまくいきません。
誌面よりも「ふたまわりほど大きいタブレット」を用意して、そこにペンで書き込んでいくことができれば、紙ベースとまったく同じ進行ができるのですが、そうした環境が整っているわけではないので、工夫が要ります(タブレットは誌面より大きくないと赤字が書き込めません)。
結局、販売物は紙ですから、プリントに赤字を入れるのが本当はいちばんいいのです。実際にどう解決しているかは、それぞれの編集部の工夫になります。デジタル化が進んでいる編集部ほど、柔軟な対応ができそうです。年齢的に確実に見知った編集者なのでとてもとても心配です…。
ジャンプ編集部自体は3月から作家との打ち合わせは極力電話、原稿の受け渡しはバイク便でやり取りしていたそうですので早い内から危険回避策を打ち出していたと思います。ただ、上役の編集者は外部とのやり取りが多いと聞きます。
危機が身近に迫ってきている感覚に背筋が冷たくなる思いです。
どうか、無事であって欲しい。