Apple、アメリカ天気予報アプリジャンル1位の「Dark Sky Weather」を買収
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Appleは米国で人気のDark Sky Weatherを買収したことがわかりました。
天気はiPhone初期の標準アプリから内蔵されていましたが、iOS 7で全画面に天気のグラフィックが表示されるデザインへ刷新されました。しかし天気以外は文字情報が中心で、むしろApple Watchの文字盤の方が、気象情報をグラフィカルに表示しているほどです。
Dark Sky Weatherは、日々の気象情報を視覚的に分かりやすく「把握」できるビジュアライズのアプリです。これを買収していると言うことは、Appleは今後、天気アプリをインフォグラフィックス方面へ発展させようとしているのではないでしょうか。
例えば1つの可能性は、Appleがあらゆるジャンルのアプリでの活用を推進するAR。朝起きて窓の外をかざせば、屋外の天気がどんな状況なのか分かる、というギミックは面白そうです。特に、ARグラスがくるなら、資格だけで気象をいかに詳しく伝えるかが重要になるでしょう。
もう一つは、iPhoneデバイス内で気象情報を簡単に活用できるようにするAPI、WeatherKit(仮)の準備。Dark Sky WeatherはAPI提供を行っており、Apple買収によって、ユーザー向けモバイルアプリの2020年7月終了とともに、API提供も2021年末で止まります。WeatherKitが用意されれば、例えばエクササイズの際に消費カロリーのアルゴリズムに気象条件を加えたり、渋滞予測に雨の予報を加味するなど、より高度で賢いアプリを作ることができるようになります。
また、現在標準天気アプリには入っていないアラート。日本ではウェザーニュースやYahoo天気などは、雨が降りそう、地震が来た、台風が来る、といった通知が来ます。いわゆるEarly Emergency Warning機能です。このあたりは現在のアプリにかけている機能です。
iPhoneが生活道具になればなるほど、今他のメディアやアプリに頼っていた機能が標準搭載されていく。ああ、Darksky。よくAPI連携で天気データを提供している会社ってイメージがあった。
大好きでずっと使っているcarrotの裏側のデータもdarkskyだけど、これも変わっちゃうのかな〜。
何より、IT業界の買収はよくあるけど、appleの買収する先って美しい気がする。
“とにかく買収する!”って感じがしない。ちゃんと美学に沿って買収している感じがする。
実際のところは知らないけどね。笑笑