【星野佳路】予約キャンセルの波に、立ちすくむな
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注目のコメント
私たちのゲストハウス「ここたまや」も五輪関係既存予約はじめ全てなくなりました。
昨日、運営を委託している学生たちとzoomミーティングで下記対応を考えました。
急遽帰国が決まり、学校が始まるまでなどの滞在先に困っている留学生向けの中長期滞在需要を探る
新歓も入学して誰も知り合いがいない状況で困っている新入生向けに、オンライン相談相手となって履修から一人暮らしからお手伝いする
ドミトリータイプではない個室でWiFiあるのでテレワークも可能。東京にしては国立市谷保の農村地域なので3密も避けられる。
学生たちがアイデアをどれだけスピード感を持って実践してくれるか、、期待です。「ロックダウン時の対策は、観光産業はシャットダウンするしかない。ツキノワグマが冬眠するように、体温を下げ、消費エネルギーを最小にすることではないか」と、星野さんが語っていることが印象的でした。
経済をストップして、移動やビジネスを制限するロックダウン(都市封鎖)。4月上旬に、ついに東京でこうした対応が始まるとの推測も浮上しています。ポイントは、ウイルスを抑えるために、意図的に経済を止めようという点です。企業は極限まで消費カロリーを落として、耐えなくてはいけない。
一方で、星野さんはコロナショックによる影響を、全国のホテルごとにデータで細かく分析。そこから「仮説」を立てることによって、新しい対策案やアイディアを生み出し、従業員を安心させることができると語っています。非公開のデータを使った、コロナ渦中での戦い方について、学ぶことはとても大きいです。
ぜひご一読ください。外出の自粛が促されている今、相次ぐ予約のキャンセルを不安に思っている飲食店、ホテル、旅行業界の方々は多くいらっしゃると思います。
星野リゾートの星野代表は、そんなときこそ従業員に対して「大丈夫だ」とコミュニケーションを取るといいます。実際の予約データの推移を見ながら、仮説を立てて、どうアプローチしたらいいか道を示す。
綿密な市場調査をやっている時間などないし、仮説は間違っているかもしれない。それでも想像力を働かせて考える、と語る星野代表のお話はとてもロジカルで、力強いものでした。