マンション発売35.7%減 2月の首都圏、6カ月連続
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毎月このニュースでますが、新築マンションの場合、常に売り物があるわけでなく、顧客をためて一気に売り出す(予告販売)ため、売れる数がそもそも一定ではありません。
そして、首都圏においてはもはら中古住宅の方が取引件数多いので、不動産マーケット(実需)を正しくみるためには、中古取引件数をモニターするほうが正しいでしょう。既に発売できる態勢が整っているマンションをいつ売り出し始めるに影響を与えることもさることながら、世界的な感染拡大でサプライチェーンに混乱が生じていて、トイレなどの部品の一部の供給が滞っているとか。その状態だと、販売に出せるよう完成させたくても完成時期が遅れてしまう恐れもある。
先月(1月度)は「平均8300万円超 バブル期上回る」とのニュースが話題になった首都圏のマンション発売戸数。
戸数の落差としては2019年12月→2020年1月の落込み幅が大きく8割減でした。
2月の平均販売価格は6,536万円とのことで、やはり1月度の価格はちょっとイレギュラーだったようです。
また、在庫物件数は552戸減っているので、供給調整だろうと想像します。
新築マンション発売戸数の推移
2019年12月6392戸
2020年1月1245戸
2020年2月1488戸
参考:首都圏マンション・建売市場動向2020年2月度
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/416/5Yz8v7fm.pdf
参考:首都圏マンション 平均8300万円超 バブル期上回る
https://newspicks.com/news/4642619