「日本中がアマゾンの箱で埋め尽くされる」楽天・三木谷浩史が送料無料を訴えたテレビ会議
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そもそも楽天のほうがAmazonよりいい、と思わせるためには、
送料も大事ですが、「わずらわしさを開放しろ」と思うのは僕だけですかね?
買い物する手順を分けて考えると
1.HPを開く
2.商品を検索する
3.商品のページを開く
ここまでの手順は同じ。ここから道が分かれます。
※楽天の場合※
4.商品を買物カゴに入れる
5.購入ページへ進む
6a.お気に入りに登録しますか?のチェックボックスを外す
6b.この商店のメルマガを配信希望しますか?のチェックボックスを外す
6c.この商品に関連するメルマガの配信希望をしますか?のチェックボックスを外す
(実際、6~8は一括してチェックボックスが外せるのでここまでで6とします)
7.購入を確定する
終わり。
※Amazonの場合※
4.商品ページの「1click注文する」を押す
終わり。
全然違いますよね、どうですかこの楽天のわずらわしさ!
商品数でもなく、ページの見やすさでもなく、配送時間でもなく、ポイントの貯まり易さでもない。
この「めんどくささの違い」が楽天とAmazonの最も大きな違いであり、
楽天が乗り越えるべき唯一にして最大の壁だと思うのです。
注目のコメント
Amazonの箱だらけになるのは、Amazonが自社物流が基本だからです。物流センターの現場運営は日通だったりしますが、Amazonのマネジメントルールが徹底されているし、Amazonのロゴ入りパッケージに収めれて出荷されるので当然のごとく目立つ。
楽天はモールの各店舗が独自に配送。パッケージも送料もバラバラ。もともとのビジネスモデルの違いがあるから単純比較できないし、現状真似もできない。
楽天、三木谷さんが本気で日本中を楽天の箱だらけにしたいのなら、早期に自社物流を構築し、すべて楽天ロゴ入りの箱や包装を使い、徹底的にブランディングすることです。
送料無料分を店子に負担させるなら、楽天ロゴ入りの包装資材を割安で店子に提供することです。そこで利益出ないか多少赤だとしても宣伝費と思えば安い。
球団持って喜んでいる場合じゃない。Amazonが球団やスポーツチーム持ってますか?Amazonに比肩しようと思ったらもっと徹底すれば良い。
後発のZOZOTOWNでさえ、黒船のごとく目立つ黒箱攻撃でブランディング的にも相当に強力。Amazonよりもはるかに目立つし。
私は楽天はもっと以前から自社物流拡大に取り組むべきだったと思います。通販は品揃えやコマースのシステムも重要ですが、物流も大事。そこを店子任せにしてきたのだから仕方ない。
私自身、20年前のネット通販黎明期にB2CのEコマース事業を立ち上げました。まだ楽天も知名度低く、Amazonも苦戦していた時代です。
自前の本店以外に、楽天市場にも支店を出店し、いろいろと学ばせていただくことも少なからず。楽天には楽天なりの良さがありました。ただ、いま時代の流れや顧客ニーズについていっているか?店子との関係はどうなのか?いま一度原点に立ち返って仕切り直して欲しいものです。いや、もうね、あの見づらい使いづらいサイトのレイアウトを全面的に改善してから言ってください。どうしても楽天でしか扱っていない商品以外は使いたいと思わないんだよね。
とはいえ、数値から見ていくと、日本では相当に成功しているネット企業ではある。
リクルートを入れるか迷った(創設タイミング、事業のネット比率)が、入れるとやはり圧倒的。レガシーな事業(バリュエーションを低くする要因)があるのに、PSRで高い。
以下時価総額順+売上。
リクルート:6兆4000億円、2兆3000億円
Zホールディングス:1兆9000億円、9500億円
LINE:1兆2900億円、2300億円
楽天:1兆2500億円、1兆2600億円
MonotaRO:6400億円、1300億円
サイバー:5200億円、4500億円
カカクコム:4700億円、500億円
ZOZO:4600億円、1200億円
メルカリ:3500億円、500億円
DeNA:2200億円、1200億円
ガンホー:1600億円、1000億円
ミクシィ:1400億円、1400億円
グリー:1000億円、700億円