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米国とタリバンが和平合意に署名 米軍段階撤退 タリバン、テロ禁止

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  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    18年間で死者2300人以上、負傷者2万人以上の損害を出し間接的なものも含め総戦費は100兆円にも上るとされるアフガン戦争は、アメリカ史上最長の戦争になっただけでなく、全く何の利益もアメリカにはもたらしませんでした。

    元々アメリカにとって、ソ連のアフガン侵攻に対し反政府軍に武器を供与し、ソ連をアフガン内戦の泥沼に追い込んだ時点でアフガンの役割は終わっていたのですが、911の後、テロとの戦いの大義名分のもと欲を出してイスラム原理主義に対する防波堤にしようと軍事介入した時点で、その戦略が狂いました。(因みにソ連のアフガン侵攻の理由も全く同じで、イスラム原理主義の浸透を食い止める為でした)

    しかも2015年以降戦局は悪化し、全土の70%を抑えていた政府軍の支配領域は、この4年余りのタリバンの攻勢で50%余に減少。
    34州のうち6州はすでにタリバンの手に落ちました。

    元々アフガニスタンからの撤退を主張していたトランプ大統領は、まず8000のアメリカ軍を増派して戦線を安定させた後、タリバンと交渉に入りました。
    今回このタイミングで合意が成立したのは、現在は事実上の冬季休戦状態にある為で、春になって恒例のタリバンの春季攻勢が始まると、互いの報復合戦となり、アメリカ軍の足抜けできなくなるからです(実際昨年はそれで合意がまとまらなかった)

    今回の合意により14カ月以内にアフガニスタンから全軍が撤退することになり、トランプ大統領にとっては就任以来の公約を実現した外交的成功となります。

    ただしアメリカに見捨てられた形になるアフガニスタンのガニー政権は、おそらく長くは持たないでしょう。
    これも又国際政治というものです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    そもそも2001年9月11日の事件をきっかけに、米軍がアフガニスタンに攻め込んだことから始まりました。当時アフガニスタンのほとんどを支配していたターリバーンが、事件の主犯とされるアル=カーイダを引き渡さないから、というのが侵攻の理由でした。しかし、19年間の戦争で米軍やNATO軍の死者は3500人以上、アフガニスタン人の死者は20万人近いです。アル=カーイダなど関係ない人々があまりにも多く巻き込まれました。
     合意は、米国とターリバーンだけではなく、NATOとアフガニスタン政府も参加しています。
    ・米軍とNATO諸国軍は、ターリバーンが合意を遵守する限り、14か月以内に全兵力を撤退させる
    ・米軍は135日以内に8,600人の兵力を撤退させる
    ・米国はアフガニスタン政府とパキスタン政府と強調して、両国の安全が保たれるように努める
    といった内容です。
     米軍は、負担に耐えられず撤退した、と少なくともターリバーンは見ているし、そのようにアフガニスタンでも広く喧伝されています。ターリバーンは勝利声明を出しており、実際、アフガニスタンでターリバーンは軍事的に圧倒的に優位に立つでしょう。ベトナム戦争でいえば、米軍が南ベトナムから撤退を始めた時期に相当します。


  • 東京大学 先端科学技術研究センター教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)

    2001年の911事件直後に始まった米のアフガニスタンでの戦争が、終わろうとしています。私としては職業人生のほぼ全てをこれとともに過ごしたので感慨深いですね。


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