新型ウイルス 売り上げ急減した中小企業の全額保証実施へ
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今回適用されるセーフティネット保証4号というのは突発的な自然災害の場合に、通常80%の都道府県保証協会の保証料率を100%に引き上げることで、銀行がノーリスクで貸し出しをできるようにするもの。
つまり銀行にリスクがないので、通常は貸せない中小企業に貸出ができる、というものです。
過去大型台風や大震災で度々使用されていますが、人の疫病では初めてのケースかと思います。
前回の台風19号と同じなら、条件は以下の通り。
申請者が、下記の指定を受けた地域において1年間以上継続して事業を行っており、災害等の発生に起因して、その事業に係る当該災害等の影響を受けた後、
1)原則として最近1か月間の売上高又は販売数量(建設業にあっては、完成工事高又は受注残高)が前年同月に比して20%以上減少しており
2)かつ、その後2か月間を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して20%以上減少することが見込まれること。
尚、保証協会付融資はまず債務免除がされることはない為、本当に返せなくなったら自己破産以外方法がありません。
あくまでも一時的なセーフティネットであることを理解した上で有効に使ってください。色々不安も広まるニュースが多くなってきている中、朗報です!
セーフティネット保証4号の詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sefu_net_4gou.htm
今回のコロナウィルス関連で倒産、資金ショートする企業が少しでも減るよう、我々会計士、税理士も情報収集はいつも以上にスピーディーに行っています。当たり前ですが資金繰りについては早め早めの対策が功を奏しますので、最寄りの会計士、税理士等と話をする機会を増やしてもらえれば専門家としては嬉しい限りです。経産省は2/14時点で情報出していたようですが、ようやくニュースになりました。
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html
こういう具体的に問題解決につながる情報ももっと報道していってほしいですね。