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トルコ大統領がシリアへの報復決めると報道

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    シリア北部に進駐しているトルコ軍に対して、先ほどからアサド政権軍とその同盟軍のロシア軍の攻撃が続き、トルコ兵の死者は30人を越えています。実質的な問題はロシア軍と戦うかどうかですが、エルドアン大統領は、ロシア軍とも戦うことを決めた、ということです。
     トルコ軍はシリアのアサド政権軍には優位に立てますが、アサド政権軍の後ろ盾としてシリア北部への攻撃を共に進めているロシア軍を恐れています。
     トルコ政府としては、ロシア政府と交渉してシリア北部での一定の勢力圏を認めてもらおうとしてきましたが、決裂しました。ロシアにあっては、交渉など、軍事的な優位を確保するための時間稼ぎに過ぎません。
     トルコ政府としては、ここに至って、アサド政権軍のみならず、ロシア軍をも敵に回しても、シリア北部を確保しようと決めました。しかし、そのためには米国をはじめとするNATO諸国の航空支援などがぜひとも必要です。
     トルコ政府は、国境を開放して難民の移動を自由にすると発表しました。つまり、トルコが抱えている370万人、シリア北部で難民となっている100万人、それ以上が、自由にヨーロッパに行けるようにする、ということです。これは、それが嫌であればNATO諸国はトルコの側に立ってロシアとの戦いを支援しろ、ということです。なお、NATO憲章では、加盟国(トルコを含む)の領土が攻撃されれば集団安全保障を発動できることになっています。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    2011年に始まったシリア内戦は今最終局面に差し掛かろうとしています。

    反政府軍(実質はアルカイダ系組織HTSが主体)に残された最後の拠点イドリブ を巡り、この数ヶ月ロシアに支援されたシリア政府軍と、トルコに支援された反政府軍が激しい戦闘を繰り広げていますが、特に最前線であるサラキブ市は数日前にトルコ軍が本格介入した結果反政府軍が辛うじて奪還。
    しかし一連の戦闘でトルコ軍にも30人以上の損害が出ることになりました。

    一方でこの間反政府軍の根城だった南部の山岳地帯を政府軍が攻略し、M4高速道路の制圧に向け平野部を北上し続けており、トルコの支援による局地的な勝利にもかかわらず、反政府軍の劣勢はもはや覆い隠せないものとなりつつあります。

    トルコ軍はイドリブ県に約1万5000の大兵力を派遣していますが、制空権はロシアが握っており、対抗して反政府軍に空中支援しようにもロシアのS400ミサイルが睨みを利かせている為、うかつに支援ができない状況です。

    この状況を打開しようとエルドアン大統領は、トルコ国境を解放し、難民をヨーロッパに送り込むことで、NATOの危機感を煽って、なんとかシリア内戦にNATOを介入させようとしているわけです。
    この報道もその一環のようで、早速ドイツはアサド政権を批判する声明を発表しています。

    ただ、トランプ大統領には全くその気はないと思われますし、ドイツにしろフランスにしろロシアとことを構える危険性を冒すきなどさらさらないと思いますので、リップサービス以上のことはしないと思われます。

    そうなると面目を潰された形のエルドアン大統領が、どう対応するかがシリア内戦の最後を決めることになりそうです。


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    ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE, ロンドン大学) 客員研究員

    トルコは昨年からロシア製地対空ミサイルS-400を導入してNATO諸国とギクシャクしている。ロシア側から見ればNATOに楔を打ち込んだ形になるのだが、そのトルコが今度はシリア・ロシアと敵対する方向に走り出した。NATOとしては放置しておきたいところだが、問題はトルコが抱える数百万のシリア難民だ。そうなるとシリアを制圧して、難民たちを国に帰すというのが正答だろうが、シリアの背後にはロシアが控えている。NATO、ロシアともトルコに引っかき回されているような印象。


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