シンガポール、2020年の成長率見通し引き下げ リセッション入りも
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注目のコメント
今回の新型コロナウイルスの経済への影響はシンガポールに限った事ではありません。アジアのほとんどの国が影響を受けると思います。
私のいるフィリピンは観光が主な産業なので特に痛いです。
今、中国抜きで経済が回るアジアの国は殆どありません。
早く新型コロナウイルス問題が片付いて欲しいです。前もコメントしましたが、国土も人口も経済規模も全く違うシンガポールの政府がコロナ対策で上手くやっている(のかどうか私は本当にそうなのか知りませんが)から日本も見習え、という論調は安易に展開しない方がいいと思います。所与の条件が違い過ぎるでしょう。日本政府の対応正否以前に国際比較はいつでも、どの分野でも難しいものです。
また、リセッションという言葉がはかばかしいですが、SNAを語る上で2四半期連続のマイナスを技術的にリセッション(テクニカルリセッション)と呼ぶだけであって、それが景気縮小局面と認定し得るほどの震度かどうかはもっと定量・定性的な判断を交える必要があります。これも「知らないことは言わない方が良い」という類の論点であることを申し添えておきたい思います。
さらに申し上げると「リセッションだから投資を見送ろう」などというほど日系企業の投資・消費意欲はGDPと連関があるわけではなく、元々資金余剰の元で日本の企業部門は長年消費・投資の面で低迷しています。ISバランスから動学的資源配分を語る、という視点無しに目先のGDP成長率が話題だからと言って企業部門の行動様式まで一般化して語るのは分析者の視点からは児戯に等しいな、という心証です。専門外の話を述べる時は謙虚さが必要だと思います。他のシンガポール居住者がコメントしていますが、新型コロナウイルスへのシンガポール政府の対策は素早く、日本政府にも見習ってほしいものです。
普段観光客で賑やかなチャイナタウンやオーチャードは週末も人通りが少なく静かです。
週末にショッピングモールの来客数をチェックしたら、前月から70%減少していました。
ショッピングモールは、駐車場無料、フリーギフト、賃料ディスカウント(!)という風に来店促進のための対策を打ち出していて、その素早さに驚いています。私ものんびりしていられないので、同僚と対応策を検討しているところです。
ソフトバンクの件もあり、投資の意思決定の曲がり角ではありますが、
日系企業:リセッションだから投資を見送ろう
外資企業:うひひ。やっと底値がやってきた
とでもいうように投資家(企業含む)の動きが異なるのが印象的です。
零細企業の経営者としては自分の頭で考えて最善を尽くすだけです。