Origami買収 対PayPayで消耗した企業価値
日本経済新聞
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注目のコメント
見出し部分に反応すると、スタートアップ投資について、DCFでやっているケースってどれくらいあるのだろう?
最近のスタートアップは、投資が設備とかではなく人材が中心。その意味で投資CFに出ずにPLヒット。あとは広告費や営業コストも同様。成長し続ける場合には、いつまでたってもFCF出ない場合もあるが、成長していればファイナンシングできたりするのも事実(Teslaとか)
DCFは理論的には一番キレイ。でもターミナルバリューの影響が大きいし、そこには成長率などの前提が大きく影響する。だからスタートアップのような変化が大きい場合は特に、結局出てくるレンジは極めて幅広くなる。
その意味で、シミュレーション含めて使い方は色々あるが、実際に一番判断上重要なのは方法論ではなくて、変数をどうするか。そしてその変数は事業理解や戦略、そしてそれが執行できるかにかかっている。
実際にバリュエーションをやる前(十数年前…)は、方法論を学べば「正しい価値」が出たりするのかと思っていたが、そういうものでもない。
概念として理解して、必要な時に使えることはとても重要。だけど事業・企業理解をして、設定する変数の蓋然性とかへの確度をあげることが一番のキー。監査法人系公認会計士も、とても大好きDCF。
一番理論的っぽいようで、数字遊びの画餅になりやすいやつですね。
安定的な事業を継続的にやっていて、将来C/Fが読めるのであれば、
一定の信頼性をもって計算できるでしょうけど、
Origamiのようなベンチャーに当てはめたら、
将来キャッシュまっかっかで、ただでも要らないという結論にしかならなさそう。