スポティファイが米ポッドキャスト大手「ザ・リンガー」買収
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NetflixとSpotifyの大きな違いは、コンテンツを自分たちで製作する難易度が異なる点ではないでしょうか。
映像と音楽だと、作品そのものにファンがつくのか、アーティストそのものにファンがつくのかで、異なる傾向があるはずです。
Netflixが多額を投じて映像作品を作るのに対し、Spotifyが楽曲を作ったりアーティストをプロデュースするのはより難しいのでしょう。
必然的にSpotifyとしては、既存のコンテンツやコンテンツ製作のためのプラットフォームを買う方に注力するはず。本件もそんな流れの一環でしょうね。将来的には人気ポッドキャストの番組がSpotifyでしか聞けなくなるのでしょうね。
ストリーミング競争の構図と同じように、ポッドキャストもSpotifyやAppleという巨大プラットフォーマーがコンテンツ配信を支配するようになるのかもしれません。
今までポッドキャストはどんなプラットフォームでも誰もが無料で聞けることが良さだったのですが、ここまでヒアラブル市場が伸びてくるとなると、囲い込んでマネタイズするしかないですね。
Spotifyに関しては、ポッドキャスト上でAIを使って聞いている人にパーソナライズした広告を音で配信する技術を開発しているとのニュースもあり今後間違いなく注力する領域だと思います。ユーザーの音楽の好みも知っているので相乗効果大ですよね。音楽も含めてほとんどのコンテンツは外部のコンテンツメーカーが作っていますが、podcastに関しては作成者:spotifyというコンテンツをたまに見かける。宣言通りpodcast強化の第一弾はコンテンツ内製でした
