新型肺炎、新たに3人 無症状含め国内感染20人に 追加検査で陽性も
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注目のコメント
「追加検査で判明例」というような事象は、医学的には当たり前のことです。検査の精度に100%はありえません。
特に、新規ウィルスの無症状の方にまで広げた検査の感度、特異度はデータすらなく、未知数です。過去の検査の歴史から、その検査精度は90-95%程度と推定されていますが、過去のウィルスの歴史は当てはまらないとする世論を当てはめるならば、検査にも同様のことが言えます。
また、ベイズの定理を理解されている方にはお分かりいただけると思いますが、無症状の方にも広く検査を行なっている日本では、誤診を多量に生み出している可能性があります。
結局のところ、診断には、暴露歴、臨床症状と診察所見が最も重要であるという基本がコロナウィルス感染症にも通用するのです。検査への過信は多くの誤診を招きうるという基本を教えてくれる報道です。誰にでも闇雲に検査をすれば良いというものではなく、検査を行う以前の臨床情報の丁寧な収集と検査の適正利用、強く疑っていれば検査結果に惑わされない判断というのがとても大切なのです。
そしてそれは、統計学的に、医学的には基本的で当たり前のことであり、それ自体は新規性のある「ニュース」ではありません。
ここまで、感染者が増えつつある日本では感染経路を同定可能な「チェーンを追える」感染者の報告に止まり、幸い現状の疫学的リスクに大きな変化はありません。
しかし同時に、感染者が増えつつあるいま、やや過剰にまで対応する方向性にも全く異論はありません。ここから、チェーンを追えないケースを出現させないための重要な岐路に立たされていると思います。そのためには、皆様の秩序ある行動、理解とご協力が本当に重要になると感じています。山田ドクターの解説してくださっていることは理解出来ます。
大体、帰国者の方々も武漢では、どこで感染したか、するかも分からない中生活していたわけです。
そうなると、潜伏期間がはっきりしないコロナウイルスについて、一度の検査で陰性だからと言って安心してはいけないですよね。
だからこそ、帰国者の方々には、大変申し訳ないかもしれませんが、行動を制約してもらうしかないのでは?と改めて思います。私達受け入れる方は、なるべく冷静に、そして帰国者は、日本でコロナウイルスを拡散しないことに協力する…
お互いに多少の、一時的な不自由は受け入れるべきですね。最初陰性で、あとから陽性になるなんて、なんら特記するほどのことでもなく、よくあること。
検査のタイミングにもよるし、検査自体の精度が100%ではないし。
これはどんな検査においてもいえること。
報道の言葉の選び方というか、一般の方が不安に思うような表現はしないでもらいたいもんです。