米FRB、政策金利を据え置き 様子見姿勢、新型肺炎の影響注視
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こちらは市場の予想通りでその時点で大きな動きは見られませんでしたが、その後のパウエルFRB議長の定例記者会見で、不安要素として新型コロナウイルスに言及されました。日本の対応も後手後手にならないように情報の明確化と危機管理がしっかりされますように。
政策金利は据え置きですが、資金余剰に対応すべく、銀行の超過準備に適用する金利は0.05%引き上げ。
米株はこの付利金利調整に若干マイナスに反応しましたが、これも含めて事前予想通りの決定。ということは、足元の新型肺炎による市場の動揺も、FRBの想定を変える要素にはならなかったということ。
まだ不透明ではあるものの、ひとまず昨年のような「予防的」な措置を取るレベルではないとの見方が示されたことは、どちらかと言えば安心材料なのでは。