「カイコ入りハンバーガー」で食料危機を解決!?表参道に店舗オープン
コメント
注目のコメント
明治時代の日本の外貨獲得No.1産業は生糸、生糸を売って軍艦を買って日清日露を勝ったかと思うと信じられないかんじですが(ちなみNo.2は茶)
それほどまでに日本の養蚕、製糸技術は世界の最先端であったと言えるでしょう。
私の暮らす、多摩地域はまさしのその技術拠点で、東京蚕糸学校に始まる東京農工大には膨大な産業遺産とカイコ研究資料が博物館として残っています。
もちろん旧家では昭和30年代まではどこでもおカイコ様(国立市谷保ではオコサマ)を大事に育てていました。
ときは流れ、さすがにイモムシを好んで育てるウチも無くなりましたが、
我が家では昨年から育てはじめました。
いっぱい育てて知り合いに配り、蚕フレンズを増やしています。
勝手にオフィスでカイコとかカイコバーとかペットカイコブームが来ると信じています。
さて、そんな私ですが、カイコバーガー食べたくありません。
昆虫食よりも大豆栽培した方が安永感もあり、抵抗感もなく、タンパク質含有量も多いのですが
なぜ昆虫食なのでしょう?という理由がいろんな事業見てもよくわかりません。
学生時代に探検部で昆虫食しすぎて嫌いになったという個人的背景もありますがw
追記
そんなこと言っていたにも関わらず、「養蚕と蚕神」(慶應大学出版)を出版されたばかりの
沢辺満智子先生とシンポジウムの打ち合わせで表参道のカイコバーガーショップに行くことになり
食べているところをNHKに取材され、2/25のシブ5時で紹介されてしまいました。「マイルドな味わい。ナッツに近い独特な香りがある」といいつつも、一方で
「食べにくさはほとんどない。」
とこちらのコメントはマイルドではないですね。
価格帯も単品で1100円とかなり強気な印象です。
若者や、リピートをターゲットにするのであれば厳しいのではないかと推察します。
ハンバーガーのパティにしてしまうとカイコ映えしないので、一層のことデザートのトッピングにした方が話題性としては良いような気がします。東京生まれ東京育ちなものの、秋田出身の母と祖母の影響で小さいころからイナゴの佃煮が当たり前に食卓に出ていたので基本的には抵抗ないんですが、「昆虫食ですよ!」と言われると、そっか昆虫食っているのかと「虫」を意識してしまいますね。
「俺は今、虫を食っているのだ」と思いながらイナゴ食べたことなかったんですけどね。
虫を食べることと向き合ってもらうのも有意義だと思いますが、まあまあ大変な気もするので、そこをすっ飛ばしていつの間にか普通になっているみたいにできないもんですかね。できないですね。