着金を確認するまでがスタートアップの資金調達プロセス
コメント
注目のコメント
少し前に、ビジョンファンドがタームシートを提示した後に出資を取りやめたことがシリコンバレーのスタートアップ関係者の中で話題になっていましたが、「おうちに帰るまでが遠足です」という決まり文句と同様、「着金するまでが資金調達です」ということは、十分に意識した方がよいでしょう。
想定していなかった出来事で、ほぼ決まっていた資金調達が頓挫するということは起きるもの。調達する側は寸分も気を緩めてはいけません。
最悪なのは、投資条件が折り合わなかったり、見送られたことに対して経営者が悪態をつくパターン。仮に別の投資家でラウンドがほぼ固まっていたとしても、いつ何時、投資が取り下げられるかわかりませんし、見送られたとしても、良好な関係を保っておけば、次のラウンドでは調達できる可能性だってあります。
事業内容だけでなく、経営者の言動の誠実さも常に見られていますし、悪評は簡単に広まるもの。資金調達に限らず、あらゆる活動に支障を来すので、子どもじみた態度は慎むに越したことはありません。ビジョンファンドがタームシートを反故にしたというのが話題でした。どちらかというとそちらよりもこちらの方が怖い
"交渉を進めるに当たって、エクスクルーシブ(単独)での協議を条件とされた"