米スタバ、植物由来のメニュー拡大へ 容器再利用化も
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プラスチック製ストローの廃止検討などは、グローバルな大手飲食店であれば既にかなり検討されていますが、下記のようなスタバの新たな取り組みには、なかなか踏み切れない事業者が多いのではないでしょうか。
•植物由来メニュー拡大(代替肉検討)
•容器の再利用検討
•廃棄物管理改善
なお、容器の再利用については、2018年に「プラスチックストローを全廃するかわりにプラスチック蓋をつけてそこから飲めるようにする」と発表した際に、結局プラスチックを使っているじゃないかと割と世間からの批判があったことへの挽回を込めているかもしれません。日本でも2019年、一部のスタバで容器のリユース実証をしていました。
廃棄物管理については、米スタバでは食品廃棄物はフードシェアがかなり進んでいるようなので(http://search.yahoo.co.jp/amp/s/yukawanet.com/archives/5026174.html/amp%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAe7O4dikjpiMzgE%253D )、やはり容器包装のごみ対策かなと想像しています。2018年にも、循環型紙コップへの助成プロジェクトがあったようですが。
いずれにせよ、ライバル事業者がなかなかここまで踏み切れないところを、トップランナーとして先導していく覚悟があると見ています。スタバといえば、「タンブラー割引」もサステナビリティに繋がる重要な取り組み。
というよりむしろ「タンブラー割引」のような我々消費者にもメリット(割引・オシャレ感)があり、消費者自身も一緒に参加していく形の取り組みの方が、素材を変える、ストローを変える・なくすなどの一方向の(ある意味企業イメージを意識した)取り組みよりも、よほど重要なのではないかと思います。
なお、あまり知られていませんが、タンブラーを無料で洗ってくれる「ウォッシュサービス」というのがスタバ店舗にはあり、飲み終わった後はもちろん、タンブラーを渡す際に頼めば洗ってから飲み物を入れてくれます。
つまり、「家で洗うのめんどくさい…」などと思うことなく、私たちはオシャレにお得にサステナ活動に参加できるわけです。
私自身タンブラーを使っているのですが、センスの良い取り組みだなぁといつも思います。スタバのターゲットである人々が、「こうしたらいいな」と思うことを、先駆けてオファーする提案力。
コーヒーを売るのではなくライフスタイルを提案して独特の世界観を作る手法は スタバならでは。