【プロ野球】シーズン到来。今こそ「FA制度」を再考する
2020/1/27
いよいよ野球シーズンが始まる。新天地での活躍を期待される選手も多い。しかし、彼らの多くは「自分の働く場所」を選ぶのにたくさんの障壁を乗り越える必要があった。NPBの作った制度によってである。FA制度、その問題点と成り立ちをスライドで紹介する。
(構成:中島大輔、デザイン:松嶋こよみ、写真:Getty)
プロ野球のFA制度がいかに機能していないか、様々な「数字」で見ると愕然とします。ソフトバンクの王会長が16球団へのエクスパンションを希望するなど、球界にもほんの少しずつ地殻変動への動きが見えてきています。そのためにもFAの活性化が不可欠。
野球人だったから、かなり気になっていたことが具体的なデータで見れたのは嬉しい。だからこそ言わせて欲しい。FAで得したとか、損したとかって一概には言えないし、最近は金満野球だって揶揄するのはおかしな話だと思う。
確かに選手にランク付けして獲りやすい、獲りにくいをつけることには疑問が残るし、プロテクト制度がいまいち不透明な感じが拭えないなと思う。しかし、誰かからの斡旋だ、とか、また同じチームから放出された、とかの結果だけで、チームの良し悪しを決めるのは間違っていると思う。選手なりに奮起しているし、チーム側にも経営という大荷物を背負っているんだからファンならファンなりに貢献できる方法を探した方が良いと考える。
メディアの影響で曖昧な状態になってしまうこともある。だからこそ、情報のクリア化が必要になってくるし、受け取り手の判断が大事になってくる。選手を好きになってチームを好きになれなんて言えないけど、しっかり選手のことを見守りながら野球を応援してほしい。
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