ゲームは1日60分?香川県条例素案の賛否
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注目のコメント
ルールありなしの賛否もありますが、個人的にはこれを条例で決めることの賛否が大きいと思います。どんなふうに何を選択し、自由と責任をどう自分で決めていくかこそが教育であり、個人での判断、家庭で話し合ったうえでの判断が大事なのではと。
「自分でどうするか?」が、こそが大事。昭和の時代にも、「ゲームは一日一時間!」と言ってる
高橋名人がいらっしゃいましたね。
私は1日4~5時間やったあげく、ACアダプターを没収されましたが。
種々の環境からゲームへの時間配分をどうするか決めるべきであり、
それを決める責務は親にあると思っています。
こういうのを役所に任せるのって、違うように感じてます。いろんな論点がある話だと思うのですが、とりあえず3点。
①これを条例で定めてほしいという親の法的リテラシー欠如
「条例で決まってるからダメ!」って子供に言いたいのかもしれませんが、条例で決めてもらわないと子供に強く言えない状態の方がおかしいでしょ。親の責任を放棄してませんか。
②時間の目安を議決するという役所と議会のアホさ加減
時間については明記せず、「親も行政も依存症防止に努めましょう」って趣旨規定だけの条例ならまだ分かりますよ。酒どころの「日本酒で乾杯条例」みたいなもんでしょう。
でも、時間の目安まで明記するってことは、「どれくらいの時間が適切なのか」を議会で議論して決めるってことです。
一体何を根拠に一時間にするんでしょうか。どんな科学的根拠に基づくんでしょうか。それとも気分で決めるのでしょうか。
③スマホとゲームを制限した結果、将来的に起こる事態の想像力不足
今子供に「条例だからダメ!」って言って聞かせた結果、その子たちが成長したときに、「条例で縛られないならどんだけ沼に浸かってもいいんだ」ってなっちゃいませんかね。
なぜやり過ぎはダメなのか、依存症はどう怖いのか、をちゃんと教えて、ルールはなくても自制できる精神力を育てる必要があるんじゃないですか。