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注目のコメント
単一チェーンの店舗数は回転寿司で400くらい。いきなりステーキの500店舗は、回転寿司くらい日常的に食べられるものを目指したかった、ということかもしれません。(ちなみに牛丼チェーンは1000店舗レベル、うどんは丸亀が700くらい)
一方で、さば専門店のSABARは地域を絞って十数店舗のみの展開。こちらは居酒屋では儲けずにサバ缶などの商品の日常的な購入につなげる方針ですね。
業績不振の前も後も将来も、日常的にステーキを食べる文化を作りたい意思は一貫していて、果たしてそれがどこまで行けるのか、ということに尽きますね。
https://ofuku.jp/509/全国飲食店チェーンの店舗数ってどのぐらい?/
(ちょっと古いですが)「立ち食い、肉の量り売り」と「高い原価率だが、回転で勝負」がいきなりステーキのコアコンピテンスで、それは今でも立派に通用する。
加速度的な出店に、店舗の人材がついて行っていない、というのが最大の課題だと思う。
肉の種類も、リブロースの切り方(トップリブとそれ以外に分けるなど)も、付け合わせの選択肢も、牡蠣や水まんじゅうなどのステーキ以外のメニューも増えたのはいいが、それは顧客の注文が複雑になることを意味し、それを受け取って厨房に伝えるスタッフが育っていないと、「渋滞」が生じる。それは顧客の体験にミソをつける。
加えて、いきなりステーキの醍醐味だった、肉のカット場での職人と客の丁々発止のやりとりが、なくなった(テーブルで200gとか300gとか決まった分量をオーダーするのがデフォルトになった)のを、「いきなりステーキが普通のファミレス化」した、「つまらなくなった」と残念に感じているコアなファン層(累計100キロなどの層が、私自身を含めて1500人超いる!)がいるのは事実。
プロモーションのCMや、競合対策の大量出店は、こうして話しを読めば理解できないでもないが、やっぱりいきなりステーキは、「サッと入って、カット場で肉を注文して、立ってステーキを頬ばって、終わったらサッと帰る」この流れを楽しめる原点のスタイルに回帰してこそだと思う。
頑張ってほしい!下記は2018年3月の記事、そのころからリスクを指摘する記事やコメントがあった。
https://newspicks.com/news/2862727
同社は成長する際に、ネガティブCCCとなる会社。CCCについては下記をご参照いただきたいが、顧客から現金払い、仕入れは後払いといった会社だとそうなる。そしてそのプラスを出店資金に回していた。それが逆回転しているし店舗閉鎖で特損も出るし、営業ベースでも既存店がこれだけマイナスのなかでは事業CFもマイナスだろう。
飲食に限らず、事業アイディアと経営結果を結び付けるのが経営チーム。それは広告宣伝費や参入障壁とのバランスによる「事業の賞味期限」に合わせてどうお金を使うかも含まれる。それが上手くいかなかったということで、経営チームは変えた方がいいのではないかと思う。
https://newspicks.com/news/3932313
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