腸内細菌 世界最大規模のデータベースを国内で構築へ
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腸には数百から千種類もの腸内細菌がいることは知りませんでした。長寿が多い地域で腸内細菌を調べたら、ある特定の腸内細菌が多く持っている人がいるとテレビ番組で言っていたのを見ました。多くの方からのデータベースにより今まで解明できなかったことを解明して、生活習慣病や病気予防に繋げて、健康長寿の社会を築いて頂きたいです。
注目のコメント
欧米諸国で活発な研究領域の一つです。日本が研究競争に加わり、アジア人からの知見を加えるのは意義の高いことと思います。
この腸内細菌に関する研究のここまでの成果の要点は、腸内細菌と人の身体はコミュニケーションを取り続けている、そのためか、特定の疾患と腸内細菌の変化には関連がありそう、というところだと思います。
ところが、勘違いされている方も多いところですが、いわゆる「善玉菌」と呼ばれるような、何らかの特定の腸内細菌を人に投与して、特定の疾患や健康状態が改善したということを示した研究はほぼ皆無であり、それが「治療」や「予防」に使えるのかは明らかではありません。
加えて、人々の目線を変えるような研究も出てきています。
一部の疾患では、特定の「善玉菌」を人に投与することで、むしろ悪い結果につながっている。
ここに新たな仮説があり、特定の腸内細菌を投与すれば良いというものではなく、多種多様なバラエティ、共生している細菌のバランスが重要なのではないかという考え方も生まれています。
また、住んでいる腸内細菌の種類がより多いことが良好な治療成績とつながっているというような報告も散見されるようになりました。
まだまだ未開の領域ですので、研究が盛んになるのは良いことです。往々にして、便乗した商売も盛んになるものですが、そこに飛びつく根拠はまだないと言わざるを得ません。腸内細菌は研究対象としてもホットかつ、ビジネスチャンスともとらえられている感があるので、ぜひこういう取り組みからしっかりしたエビデンスをだしていってほしい。すごく期待。
生活習慣や食文化などによっても違いがありそうな分野なので、国内独自のデータベースができるのはとても有意義。
5000人で世界最大規模、というのが意外でしたが。先日あるクリニックで腸内環境、遺伝子、口内環境検査をまとめて受けました。
菌を人並外れた量摂取していたからか、平均値よりも2.2倍種類が豊富でしたが乳酸菌がまったく定着していないようで菌サプリの摂取をすすめられました。
毎月約4万と高額なわりに課題は花粉症だけなのでまだ始めていませんが、今年も症状が激しすぎれば試そうかと思っています。
手遅れ必至ですが…
上記は医療機関なのでまだしも、
世の中にはいろいろな検査があり、具体的なソリューションが提示されるサービス程怪しいので注意が必要です。