米グルメ界に新風。スターシェフの登竜門は「チェーン店」
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知られざる「アップルビーズ」、「アイホップ」、「オリーブガーデン」、レッドロブスター」の姿が垣間見れて、面白い記事でした。これらのレストランは、すべてウチの近所にもあります。子供は大好きですね。
ちなみにオリーブガーデンはイタリアンですが、「どうしてこんなにパスタゆでちゃうの？」と思うくらい、アルデンテとは程遠いパスタしか出てこない店。美味しくないのに大人気（涙）
接客はどこもフレンドリーで、嫌な思いをしたことはあまりないかなぁ、という印象。記事を読む限り、労働システムや、教育システムとか、マニュアルのなさる技なのかもしれませんね。「料理人にもビジネスセンスが必要」という一言をみてピカソを思い出しました。プロダクト開発も同じです。
どんなに美味しくても、どんなにいいプロダクトでも、誰かに買ってもらわなければ続かないのです。ビジネスセンス、というと"儲ける"というイメージがあるみたいですが、"必要な儲け"は必要なのです。
シリコンバレーのユニコーン企業では、プロダクトマネージャーにはMBA持っていてエンジニアリングもわかる人が求められます。確かに数は少ないですが、要はそういうスキルがまとめらている、という事です。
それにしてもチェーン店出身のスターシェフが増えつつある、というこの記事はとても面白かったです。ロジやマニュアルはもちろん、ビジネスモデルが安定しているが故の人と人との関係性や、文化からも学べることはありますね。直営店で多店舗展開している業界であれば、飲食店以外の産業でも同じことが言えます。
標準化と改善という文化がないと、生産性も向上しないですし、そもそもスケールしないから。顧客体験（UX）を基盤にしたイノベーションとは全く異なるものですが、企業文化を継続して維持していくためにも、従業員体験（EX）こそ外せない概念だと思います。
