「ホテルの1部屋を買う」という新しい不動産投資の形
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新しい不動産投資とあるが、比較的、以前からある気がする。
タイムシェアリゾートなどもそうだし、日本の企業では、名古屋発のリゾートトラスト(ブランドラインとしては、エクシブやグランドエクシブなど)や、東急ハーヴェストなども同じ形態だ。
これらの会社ではホテルの一室を売るが、不動産販売という形のため、その部屋の登記簿をとると、オーナーがずらっと登記されている。
ハワイなどではリッツ・カールトンがコンドミニアムを建て、不動産として販売するがオーナーがいない間はホテルとして旅客を泊めて運用する。
AirBnBなどもそうだが、要するに、不動産とホテル、住むことと、仮住まい、宿泊などの境界線が曖昧になっている。
ライフスタイルとしても、固定の家を持たないアドレスホッパーなども出てきているのだ。海外のホテルに宿泊すると「このホテルの部屋の分譲の説明会・見学会に半日出てくれたら1日分の宿泊費分無料になりますよ」と言われることがあり、日本でもよくものすごい特典をつけた説明会の案内がたまに来ます。
ラスベガスのホテルの豪華絢爛さと同じで「その特典、誰がコストを負っているのか」というのは一度考えてみると面白いと思います。