ぼくらがスタートアップにこだわる理由
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2017年にシニフィアンという会社を共同創業者の3名で立ち上げてから、2年半ほどが経ちました。以来、Pre-IPO/Post-IPOといった区別なく、一貫してスタートアップに携わる仕事に取り組んでいます。
たまたま先日、最初のスタートアップで共に働いた旧友と再会したこともあり、私的な内容ではありますが、年の瀬の今、改めてなぜ自分はスタートアップに携わっているのかを言語化したいと思います。
単に過去からの惰性なのか、たまたま追い風のトレンドだからなのか、それ以外に理由があるのか。
2019年末の時点における、「自分がスタートアップにこだわる理由」をスナップショットで切り取って、書き残しておこうと思います。以前よりmixiの社長として、ファイナンス思考の著者として、朝倉さんを存じ上げていましたが、シニフィアンという会社が実際何をやられているかというのはイメージがついていませんでした。
スタートアップへの支援、コンサルという仕事は、一般には馴染みが薄いですが、どういう想いを持って取り組んでいるかが、今までの体験とそこから得た思想に沿って綴られていて、興味深く読ませて頂きました。
私自身もスタートアップで働いていますが、会社の成長をもって日本経済に寄与するという点のみならず、高い目標を持って活き意気と挑戦する人や組織が増えればよいなと思っていますので、今後のご活動も応援しています。通して読んで抱いた印象としては、「良く分からない」。いま流行の小泉進次郎的ポエムだなぁ、ということ。
書かないよりは書いた方がまだいいのかもしれないけど。
スタートアップ(ベンチャーとは決して呼ばせない)を「やる」ことが目的化している限りは何も起きないし何も残せないんだろうな。
これに感化されたり礼讃する風潮が続く限りは、この界隈はスタートアップごっこの域を決して出ず、「日本のスタートアップ村」という井戸の中でカエル同士が認め合ってやがて茹で上がっていく末路を迎えるように映ってならない。