SBIが中国・平安グループと連携、地方銀行にAIやブロックチェーンの技術を注入
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第4のメガバンク構想は、共同店舗、バックオフィスや本部機能の統合によるコスト削減が主となると思われていて前向きなトップライン拡充の話があまり見えなかったが、本件は伸びている保険業務のノウハウを取り込み地銀のトップラインを伸ばすことに資すると思われる施策。
個社企業のことはともかく、AIやブロックチェーンの技術でマネロンの対策ができるなら、これまで邦銀が優位性としていたはずの送金業務に大きな変革がもたらされることになりますね。
今日発表されていた、未来投資会議の内容にある、100万円以上の送金も銀行以外が取り扱えるよう、2020年に国会で資金決済法の改正法案がとおればなお加速。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai34/siryou1.pdf
追い風をうまく利用した人が送金業務における勝者に!金融機関にとってシステム開発コストというのは大変重い負担です。
絶対に間違いが許されない業種でありながら、顧客の目に見えないところで法令改正や規制強化に対応するための改修が続けられています。
これを各金融機関で負担するのは荷が重く、以前から地銀の共通システム開発という話が出ては消えていました。そこに乗り込もうとしているのがSBIで、平安グループの開発力と実績を借りるということでしょう。