[12日 ロイター] - クレディスイスは12日、アップルのスマートフォンiPhoneの中国出荷が11月に35%強減少したという見方を示した。2桁の落ち込みは2カ月連続で、新機種iPhone11の販売不振が目立つという。

9ー11月期では7.4%減少した。クレディスイスは中国工業情報省(MIIT)の統計を参照。米国が予定通り15日に対中追加関税を発動すれば、アップルへの逆風はさらに強まると指摘した。

調査会社カナリスによると、7ー9月期の中国のスマホ市場シェアは、アップルが従来の7%から5%に縮小する一方、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は42%と過去最高を記録した。