血液1滴でがん13種99%検出 東芝、20年から実証試験
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注目のコメント
「精度」という言葉に注意すべきと思います。精度という言葉が検査の「感度」を表しているのか、「特異度」を表しているのかにより、検査の用途は随分と異なります。
感度が99%ならば、検診には使えますが、がんの診断には使えません。特異度が99%ならば、がんの診断には使えますが、がん検診には使えません。にもかかわらず、検査を過信する医療現場では、その両者の用途で不適切に使われるようになります。
また、米国や中国からの同じ技術を報告した論文では、感度、特異度ともに80%程度を報告しており、日本が飛び抜けた技術を持っているのかもしれませんが、数字のトリックがあるようにも思えてなりません。まだ懐疑的に見るべきかもしれません。