【一週間要約】日本上陸した、ピーター・ティールの秘密企業
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パランティアが政府と契約を結んでいることで批判されていますが、これはアマゾン、セールスフォース、マイクロソフトも同じです。
19日から開かれたセールスフォースの年次イベント、ドリームフォースでマーク・ベニオフCEOが壇上で基調講演をしている時も、抗議する人が割って入り、一時講演がストップする事態
になりました。
合計三人の抗議人が、CBP(米国の税関と国境保護)との契約に反抗し、会場内でベニオフ氏の講演のボイコットを試みました。
セールスフォースはアメリカ国境で子供が家族と強制的に分離させているCBPの活動を支援しているという批判を受けています。社員や外の組織から契約をやめるようにとの声が上がりましたが、ベニオフCEOは熟考の末、最終的にこの契約を保持しています。
外からだけでなく、中からもこういった声が上がってくるというのが今のテック企業に吹き荒れ逆風の厳しさを表しています。今週のシリコンバレーの生の温度感を、お伝えします。
今週はセールスフォースの目玉カンファレンスの「ドリームフォース」が、サンフランシスコ市内で開かれましたが、あろうことか創業者のマーク・ベニオフの登壇中に、複数の参加者が叫び声をあげて、一時スピーチが中断になりました。
背景には、巨大になったデータ企業に対する反感が、非常に高まっていることが上げられます。
日本ではピーター・ティール氏が今週来日して、新しいビジネスを損保ホールディングスとやることを発表しました。しかし米国のお膝元では、ティール氏の抱えているビッグデータ企業のテクノロジーが、移民排斥を進めているという非難があがっています。
巨大化したテクノロジーと、人々が望んでいる社会とのギャップは、これからビジネスにとってますます重要な論点になりそうです。マイクロソフトvs.スラック! マイクロソフトのTeamsを毎日利用しているデイリーアクティブユーザー数(DAU)が2000万人を超えたとの発表後、スラックの株価は8.4%下落、6月のIPO初日の終値からは45%も下落。メールに取って代わるビジネスコミュニケーションを誰が制するのか!? 様々な分野でマイクロソフトの躍進が続いています。