「ネットが社会を分断」は不正解、10万人の調査結果が明かす真相
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注目のコメント
なんかいろんな意味で人間がわかっていないと感じる論考。
まず大前提として、ネットで分断が起きているのは、政治的意見の違いなんかじゃないよ。感情の問題。
あと最大の間違いは、フォローしているからといってそいつのことを好きなわけじゃないというのを知らないこと。むしろ嫌いだからフォローするんだよ。なぜならば、人は自分が不快になる言説を絶えず欲していて、それを否定したり、打ちのめすことで安心を得ているから。要するに、ネット上での分断というのは、敵対することで安心を得る行動です。
そういう二律背反な行動を理解しないで、こんな数だけの表面的な調査で結論付けるのは、甚だ危険。面白い研究だと思いました。少なくとも国内において政治的なテーマについては、ネットが社会を分断してるとは言えないという結果と捉えています。ネットが分断している面もあるでしょうが、他のメディアや属性要因の方が影響力が高いのではとも考えられます。
ただ、他のテーマでも同じ結果になるかはわかりませんし、少数のヘビーライターにより「社会が分断されているように感じられる」(実際に分断があるかは別にして)ことの方にネットは直接的な影響を与えているかもしれません。
いずれにせよ非常に興味深いテーマでサンプル数も多い研究なので、本も読んでみたいと思いました。ネットの利用で分断がおこるのなら、ネットをより活用している若い人ほど意見の分断が進んでいるはずである。しかし、事実は全く逆であり、分断が進んでいるのは中高年である。