米電子たばこジュール、ミント風味製品の国内販売を中止
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大手タバコメーカーや小売店は、殆どのフレーバー付き電子たばこをすでに販売中止にしていましたが、ミント風味を含む一部のフレーバーを禁じられていませんでした。
なぜ全てのフレーバーを一度に禁止できていなかったか。その主な理由は、それらのフレーバーが従来のたばこでも手に入るからと説明されています。ここまで踏み込んでしまうと、フレーバー付きの従来のたばこは良いのか、そもそもたばこは市販していて良いのか、という議論になり、たばこ全体の禁止というような議論に進展しすぎてしまうことを恐れたという側面があったと思います。
今回のジュールの決断は、シェアの高かったミントも含むというもので、これは電子たばこの全面禁止に向けては非常に大きな動きだと思います。会社側の視点に立つと、いち早くミント風味まで中止することで、ガタ落ちしてしまった会社イメージを向上するという計算もあったのかもしれません。
公衆衛生的な視点では、販売中止の「副作用」として、これらの消費者がどこへ動くのかには注視が必要です。この電子タバコ問題の本質は、販売を中止したから全て解決、ということではないと思います。ニコチンソルトに関する法律がガバガバ過ぎて若年層(10代)に広がりすぎましたね。
10代がニコチン漬けは国として許容されるはずがありません。
ニコチンソルトを含むものや、大麻成分でもディスペンサリー(専門店)以外での販売はなくなるのではないでしょうか。(本来ディスペンサリーでしか買えないものを強化か)
VAPE EXPOに行くと、ほぼ6〜7割はニコチンソルトです。
そこへいくと、特に溶剤であるプロピレングリコールやグリセリンへの対応ではなさそうなので
あくまで「ニコチン電子タバコ」への影響が今回強いのかなと思います。
これに伴いIQOS等加熱式タバコはアメリカで流行ってくるでしょう、ロビーイング流石です。
個人的には大麻成分の電子タバコへの規制に注目しています。基本的には悪質なTHC溶剤や残留農薬が原因とされているのでやはり質の問題なような気がしているのですが、私もCBD電子タバコを製造販売する者として注視していきたいです。
近日中にFDAがなんからの声明を出すと言われています。