[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>、トヨタ自動車<7203.T>、フィアット・クライスラー・オートモービルズ<FCHA.MI>などの自動車大手に対し、ツイッターで謝意を示した。米カリフォルニア州による独自燃費規制などの導入を阻止する米政府方針を巡り、こうしたメーカーが支持を決めたことを評価した。

トランプ氏は「カリフォルニア州は長年自動車業界をぞんざいに扱い、労働者と消費者に損害を与えている」と投稿した。

トランプ政権は9月、これまでカリフォルニア州に認めてきた独自環境規制の特例撤廃を発表。同州を含む23州は決定無効を求めて提訴した。しかし、今月28日になって、GMなどが政権側を支援する第三者として訴訟に参加することが米裁判所への提出資料で明らかになった。支援グループにはマツダ、日産自動車、起亜自動車、スバルも含まれる。

トランプ政権へのこうした支持決定に対し、民主党議員や環境保護活動家からは激しい反発が出ている。

自動車メーカー側からのコメントは得られていない。