AI・データ活用の”民主化”、テクノロジーの進化と共に変わるビジネス
コメント
注目のコメント
ほんとに勉強になりました。
アルゴリズムの自動生成のDataRobot、データをビジネスに使えるようにするインフォマティカ、そして顧客と伴走しながらAIとデータを活用する組織に変えていくNTTデータの三社の対談に、未だにIoT、AIに取り組まないと大変だと考えている多くの企業には、羅針盤なると思います。
散在するデータが埋もれ、望ましくないデータに振り回されて、結局何をしているのか分からなくなっている企業は本当に沢山あると思います。
AIを使いこなすには、AIで何ができるのか理解したうえで、AIで何がしたいのかの目的を明確にする必要がありますが、先ずこれができていないのです。
データもさまざまな形(フォーマット)であっても、利用できる形になっていないし、質の悪いデータも混じって、AIがビジネス目的に沿わないものになっていても、手の打ちようがなくなって、ビジネスが停滞してしまいます。
アルゴリズムもいつの間にか使い物にならなくなっても、データサイエンティストがいなければ、AIがデータを目的に合うように整合させられません。MLOpsが今後AI、データの民主化を推し進めるにしても、ビジネス目的とデータを使えるように洗濯する仕組みの二つが揃って、尚且つ日常的にデータを活用する文化が育たなければ、AIと言っても、データを最大活用することはできないはずです。そしてこれこそが企業の競争力を決定します。経営層にこの認識がなかったら、どんなに資金や人材を投入しても、AIやデータが大きな成果をもたらすことはないでしょう。更に言えば、僅か数人の組織であったとしても、データ活用が日常的に行われていれば、大企業組織にも打ち勝つことができます。それがAIの強さだと思います。クラウドのAIがコモディティ化していけば、この企業文化の違いが、数年後のビジネスの成功を決定するように思えてきました。