「キャッシュレス最強」呼び声高いSuicaに、本当に死角はないのか
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注目のコメント
SuicaはそろそろJR東日本の一部門の位置付けから分離させ、独立した組織にするのがいいでしょう。
そうすればJR各社のみならず様々な分野で身動きが軽くなるためです。
交通系と呼ばれているものをSuicaに統合させて効率化を図れば、巨大金融会社として躍進することでしょう。
Suicaはシステム的にはまだまだ改善が必要ですが、
交通系を統合できればスケールメリットもあることでしょう。
前払い式と後払い式の両方に対応させたり、チャージ上限額を上げたり、
利用履歴をわかりやすく出力したり、アプリの改修も細く行う必要があります。Suicaの問題の結局JR東日本という「地域」事業者が展開していること。結果として他の地域や事業者では異なる仕組みが立ち上がって、それから相互利用の協定を結んでいる。
これIC乗車券としては優れていても、電子マネーの展開の仕方としてはかなり奇妙。
あとJR各社がどの程度本気でITに優先度を置いているのか極めて怪しいんだよなぁ・・・各社バラバラの予約サイト、デザインが10年以上昔のレベルのえきねっと、殆どウェブ黎明期のデザインのまま5年以上放置のえきねっと英語版・・・比較しましょうか。
https://www.eki-net.com/pc/jreast-shinkansen-reservation/English/wb/common/Menu/Menu.aspx
https://en.oui.sncf/en/
正直IC乗車券と予約サイトをJR各社から切り離して二つを全国一つの会社で運営すべきだと思いますが、JR東日本がSuica事業を手放すことはないように思える。
となると結局はSuicaは高コストのガラパゴスIC乗車券として使われ続ける一方で決済用途は他のPayに徐々に置き換えられていく展開だと思います。他方他国ではオープンループ方式の導入によりIC乗車券自体がゆっくり過去のものになっていくと思います。日本に「プラスチックのプリペイド キャッシュレス」を導入し定着させたSuicaの功績と成功は大きい。
発行から20 年弱を経て、次の大きな転換期に来ている、 外部環境の変化と顧客の声を活かした大きな戦略の進化が期待される。