米アップルがJDI支援確約=菊岡社長、資金繰り「峠越した」
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これで、JDIはアップル無しで生きていけない会社となり、iPhone全機種に有機EL搭載されるまでは何でも言うことを聞く下請けとして機能するでしょう。そして用済みになったら、解体して売れるとこだけ売って資金回収して終了、と。
アップルは悪くないし、出資見送りしたファンドが薄情な訳でもない。JDI、経産省がどうしようもないだけだ。日本のおじさん世代はここまで堕ちたのかー。菊岡社長もここに来てホッとしたみたいになってるけど、頭ちゃんと回ってるのだろうか。。。統合会社であるJDIは今でも工場を国内に複数抱えてそこにはそれぞれ従業員がいて、グループ企業含めるとまだ相当数の雇用を抱えている。
連結で1万人を切るくらい。
そんな大所帯だけに最大取引先になっているAppleとの取引条件緩和は非常に重要にはなってくると思うが、それはつまり支払いを早くしてもらうということなのか?(支払いサイトの短縮)個別の取引だけに詳しい記載は恐らくされないのだろうけど。
もし、120日とか150日とかの支払いサイトが30日くらいまで短縮されるとJDIは手元資金を用意する金額が下がり経営は少しは楽になるだろうが…Apple比率が高く1社の動向に大きく左右されてしまうという根本的な問題の解決には至らない。
価格上昇を認めてくれたのならそうやって発表するだろうし。
あと、建てたばかりのG6の白山を止めて、旧世代の工場である東浦や鳥取は稼働してるのは不思議。
モバイルの有機ELへの完全な移行まではもう時間は無い。元々がXR/11ですら途中から出てきたイレギュラーな存在だというのはJDIが1番よくわかってるはずなのだが。悠長なことは言っていられないのでもっと緊張感が必要かと思う。