【挑戦】ザッカーバーグやベゾスが、幼児教育に投資する理由
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世界的に教育への投資は熱量が上がっていますが、お金とテクノロジーだけでは単純に解決できない複雑な問題だけに、各国、各地域の状況に合わせて丁寧にデザインしないといけません。そのためには、現場の「人の力」が必要ですし、最も不足していると感じます。
注目のコメント
乳幼児期における親をはじめとする周囲の人からの愛情投下による自己肯定力構築は職場におけるコミュニケーションをつうじた上司同僚に対する信頼基盤構築と同じ。
良質な教育や食の提供は職場における機会提供そのもの。
その掛け算によって高い成果が産まれるのもまた同じ。
組織運営の最良のトレーニングは子育て、親になる体験です。
一番大きいのは自分の力、努力ではどうにもならないことがあるということを夜泣きを持って知り謙虚になること、
強烈な自我をぶつけられ価値観の異なる他人に対する許容が増すこと。
非力な自分を見つめる体験でした。ヘックマンの研究により幼児教育への投資がハイリターンだと知られるようになったこともあり、幼児教育への注目は本来もっと高まるはずです。
しかし、日本の保育を例にとった時、どちらかと言えば保育園の枠を作ることが一番になり、保育の質の改善やイノベーションにはあまり光が当たってないように感じています。
この分野に投資家が投資あるいは寄付する場合、教育政策/経営というマクロな視点と幼児教育のミクロな視点の両方を持ったチームがExecution をしていく必要があります。
そうでないと質の変革と変革の実行の両立ができず、結果骨抜きの教育投資に終わる危険があります。今回の記事でもその両面を満たしたプロジェクトは稀なように感じました。
日本の保育にしても、無償化のための予算がついたにも関わらず、保育の質の改善にはあまり繋がっていません。幼児教育を質の面でアップデートしていくプレイヤーが今後より注目されると思います。ソニー創業者である井深大さんの『幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!』という本もありました。
社会へのインパクトを考えた際に、幼児教育が投資候補にあがるのはよくわかります。
お金や時間をかけたことが、そのまま「成果」につながるのかはわからないところが、子育ての面白くも難しくもあるところだけれど。
子どもを見ていて感じるのは、幼児期が特別な時期であるということです。