子供の早期バイリンガル教育に一石投じる、シンガポール「英語重視」から「母語も重視」へとシフト
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自分は母国語が英語ではないことを不愉快に思うこともあったが、マレーシアで多様性の裏側を見て、考えが変わった。マレーシアは多民族国家であり、イギリスの旧植民地。伝統が強い日本文化は、英語文化が強くなりつつあるマレーシアの人たちにとって、憧れていた。日本は文化が強い。って褒められた。
文化とは、人が何千年と生きてきた証。それを作ることの難しさは1番人間が分かるはず。
マジョリティではなく、マイノリティの価値をあげよう。
注目のコメント
興味深い動きで現地で見守っております。マレー語を話せるシンガポール人は本当に少ないです。マレー系の人は話せますが、他の民族の人は、極々簡単な単語に限られるのが一般的です。
他方、シンガポールでは英語で一定の高度な話しができないと就職において致命的。それ以前に大学等の高等教育機関への進学が非常に厳しくなります。
本記事の後半で触れられているように、若い世代を中心に英語化しており、人によってはほぼ完全に英語で育っていて、英語が母語というケースもあります。
母語とはなにか。多言語、多民族、多文化、多宗教社会のシンガポールに暮らしていると、日常的に触れる論点です。シンガポールで現地中華系の方と働いていると記事にある通りの認識です。若い人ほど中国語より英語で生活していて、考え方や嗜好も若い人ほどウェスタナイズされていて、アジア人ではないような感じを受けることもあります。
そして若手スタッフに資料の中国語翻訳をお願いすると、中国語は話せるけど書けないと言って逃げていきます。
タイやベトナムなどにいくと良くも悪くもその国のアジアらしいアイデンティティを感じるのですが、シンガポールではそういったものを感じないのは、ここに長く住み過ぎたのか、そういったものを失いつつあるのかどちらなんでしょうか。この感覚は日本にはないですね。
母国語を大切にしたところで、その範囲は日本国内にとどまってしまいますから。
当たり前のように多くの言語が国内で飛び交っているからこそ、シンガポールではバイリンガリズムが広がり易いと思われます。
日本は日本で、言語教育をどのようにしていくか、参考にしつつも独自に考えていきたいですね。