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ECB に関しては、政策運営そのものよりも、他の専門家の方々が取り上げているように、それを巡る意見の対立の方が注目されており、ドラギ総裁にとっての最後の政策理事会も定例記者会見も平穏には終わりそうもありません。

特に量的緩和の再開に対する批判は、前回の政策理事会での決定が市場からむしろネガティブな反応を受けたことで、モメンタムを高めているようにみえます。

もちろん、量的緩和の適否を市場の反応だけで判断することは適切ではなく、長い目でファンダメンタルズへの効果を見極める必要がありますが、政策の波及経路がリスクプレミアムへの働きかけにあるだけに、そうした観点からの批判も的外れと切り捨てることもできません。

今回の市場の反応が短期の政策金利と長期金利との裁定に関係した可能性も考えると、ECBにも日銀のようなイールドカーブ全体を明示的に視野に入れた政策運営が必要になってきたとも言えます。
キャピタルキーを超えてQE再開となると、それは「ドイツ国債をたくさん買う」という話に波及しかねないので牽制球を投げた、というところでしょうか。