イノベーションと人事の役割を考える【前編】
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リクルートマネジメントソリューションズが実施している新規事業開発を行う共創型リーダーシップ開発プログラム「Jammin'」のオーナーズセッションにて、富士フイルムの中村義貞さんとご一緒に登壇した内容が公開されました。
中村義貞さんは、富士フイルムが写真のデジタル化により大きく戦略転換を余儀なくされた1990年代〜2000年代にかけて、基礎化粧品アスタリフトの事業開発をリーダーとして牽引された方で、THEイントラプレナーと言うべき方です。
最初に私から講演を行い、次に中村さんの講演、そして、オーディエンスを交えて私と中村さんと対談という形で当日は行われました。
私からはアイデアをイノベーションにするためには、組織の内部淘汰環境を生き延びなければならない点をお話し、それ故に、組織の内外との対話がイノベーションにとって不可欠であるというお話をしました。
それを受けて中村さんは、実際に事業開発を進める上で、どんな課題に直面しながら、ピボットを適宜行いつつ、アスタリフトを事業の成功へと導いたのか、一連の生々しい過程をじっくりとお話しいただきました。
ここまでが前編の記事で整理されています。
後編の記事では、オーナーズセッション参加者の皆さんを交えた対談の内容で、色々なご質問をいただき、議論が深まりました。
オーナーズセションとは、主に人事の責任者の方々が参加者で、人材育成に送り出した若手社員を会社で迎え入れる方々です。人事として、潜在的なイノベーション人材をどう支援できるか、ということが大切なテーマで、そうした観点から、真剣な議論が行われました。
是非ご一読いただけましたら幸いです。
(後編はこちら)
https://www.recruit-ms.co.jp/issue/column/0000000791/新規事業を考える上での示唆をいただきました。
『やるべき』であるというMust、『やれそう』というCan、『やりたい』というWillの3つが重なった交点に、その事業があるならば、しっかりとした理由が示されたことになる」
とてもしっくり来ます。
富士フィルムの場合、新規事業を開発しなければ、会社の存続が危ぶまれる危機的状況。
”必要性”がそこにあった。
というのも背景として大きくあったかなと感じます。