Yahoo!のデータサイエンティスト集団は、ヤバい探偵団だった!
現代新書 | 講談社
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注目のコメント
ヤフーのデータサイエンティスト集団が「ヤバい」かどうかは置いておいて、「ビッグデータ分析は新しい社会学だ」という副題がこの記事の本筋でしょう。
そして、これに対しての私の意見はNOです。
何故なら筆者自身も「レポート」って言っちゃってる通り、出された答えは「結果」であり、結果を生み出した「メカニズム」を解明したわけではありませんからね。
学問とは一定の理論に基づいて体系化された知識と方法ですから、そこに理論がないといけません。
例えば、検索ワードや位置情報などのデータから導き出した結果が「スターウォーズは島根県の人には人気がない」だったとして、じゃあ「何故そうなったか?」までは答えられないですよね。
たぶん、取材を受けたデータサイエンティストの方たちも「自分達が新しい社会学をやってる」なんて思っていないんじゃないかなぁ?と思います。
ちなみに「ヤバい」かどうかの話ですが、これは感じ方なので人それぞれでしょう。
てか「ヤバい」の意味すら人によって変わりますからもう…ね。
個人的には記事後半の「最終的に必要となるのは、生身の人間の感じる力、決める力、伝える力である。」という言葉を鑑みるに、ヤバいどころか、非常にまともな方たちだと思いますよ。Yahoo!側の問題か執筆側の問題かはわかりかねますが、この内容で「ヤバい」という評価は、どうかと思います。
というか、まともに仕事をしているデータサイエンティストの方々に怒られるのでは?
Googleが同じ分野で何をしているのか、同様に取材してみるといいでしょう。
そうすると、この「ヤバい」は別の意味になるのではないでしょうか。