【教養】あなたは、本当の「プラットフォーム」をまだ知らない
NewsPicks編集部
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いわゆるGAFAを筆頭に、あまりに一般化した「プラットフォーム」。
その本当の仕組み、そしてうまくいくプラットフォーム、そうでないプラットフォームについて、そのビジネスモデルを20年以上にわたって追いかけてきたMITのクスマノ教授に詳しく語ってもらいました。
後編では、日本から巨大プラットフォームが生まれない理由についても詳述してもらっています。確かに最近やたらと、新規ビジネスについての会話で
「やっぱり最終的にはプラットフォームにして〜」
みたいな発言を良く聞く中で
「ん?そもそもプラットフォームって、なんやねん!? 」
と思う事もあったので、"複数の市場側面"、"ネットワーク効果での価値を生み出す"など、改めてプラットフォームを定義付け頭に入れておきます。
今の話だけでなく、トヨタを例としたプロダクトプラットフォームの歴史の話なども、面白い。プラットフォームを、トランザクションプラットフォーム(取引のやり取り≒リボンモデル)と、イノベーションプラットフォーム(公開された技術に基づいてサードパーティーが開発したものが補完的に価値をあげる)に分けて考えるのはなるほど、と思いました。記事でもあるようにこの言葉は濫用されがちで、ベンチャーのプレゼンでもかなりの頻度で「プラットフォームに俺はなる」と出ますよね。みんなが使うデファクトスタンダード、くらいの意味で使っていることが多い気がします。ちなみにこれは日本だけではないようで、中国でもベンチャーと話すとプラットフォームを表す「平台」という文字ばかり見る、と聞きました。