【佐久間洋司】科学で人類の意識をアップデートする

2019/10/27
1996年生まれのZ世代。大阪大学基礎工学部4年生の佐久間洋司氏は、AI(人工知能)やVR(バーチャルリアリティ)のテクノロジーによって人の意識に働きかけるシステムの研究開発に取り組んでいる。大学2年のとき、AIのメッカであるカナダのトロント大学へ1年間留学し、深層学習や機械学習を学んだ。

研究開発の傍ら、予算を獲得するために奔走。パナソニックや孫正義育英財団から支援を受けている。今年夏からは大阪市や関西財界の後援を受けたサロンの代表を務め、2030年の日本をつくるリーダーを大阪から生み出すことを目指している。

「バーチャル認知科学者」を名乗るこの23歳の若者は、多くの知識人・財界人を巻き込み、人の意識に働きかけて、どのような未来をつくろうとしているのか? 自身の哲学とビジョンを語った。(全7話)
『君の名は。』の疑問