新型iPhone、一番得しそうなニッポンの部品メーカー
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注目のコメント
米国認証資料(FCC)を見ただけだが、無線エンジニア的には今回のiPhone 11のハードウェアは昨年モデルiPhone Xsから「なんの進化も無かった」。
むしろ、一部では「機能削減すら見られた」(ワイヤレスチャージング時の高出力設定を割愛など)。
これはiPhoneの歴史上初めてのことで、地味に大きな変化。
来年以降の5G導入でまた暫くは進化が見られるだろうが、全体的に見れば、(無線技術的には)最先端だったiPhoneですらハードウェア進化のカーブは緩やかに飽和しつつあるということ。
そうなると、多くのメーカーにもれずAppleのフォーカスもコストダウンに移ってくる訳で、これまで日本メーカーが占めていたキーパーツもその例外ではなくなるだろう。アップルで笑いアップルで泣いた会社をいくつか見たことのある個人的意見を言うと、
継続的に儲けていこうとすると、情報収集力がかなり要求されると感じてます。
さもなくば、要求通りに大量生産できる工場を作った直後に
発注を止められて瀕死みたいな事がおきます。
どことは言いませんが。
村田製作所さんは上手くやってますね。・Apple向け部品は他社向け部品の横展開は難しい。カスタム品が多い。
・桁違いのQCDを求められる。
・カスタマーサポートも個別に必要。
・調達戦略として日本メーカーが強い部品では日本メーカーで固めることもあれば、中国や韓国台湾の部品メーカーにも参入させてコストダウンを仕掛けることもある。
・基本調達戦略は複数社購買で3社くらい
・カメラ関係はモジュール組立はシャープ以外は既に中国、台湾、韓国が占めている。
・しかしカメラの各部品を見ていけば、京セラ、NTK、ソニー、ミネベアミツミ、アルプス、カンタツなど存在感のあるメーカーもある。