【NY発】私が「アート」で起業した理由

2019/9/9
日本人が海外で起業する事例はまだまだ少ない。
だが、スタートアップが世界の国境を超えていく中、あらゆる国籍の起業家たちが、国を問わずに新たなビジネスを打ち立てていくのは世界の大きなムーブメントだ。
米ニューヨークでアートのレンタルサービス「Curina」を起業した朝谷実生さん(29歳)もそんな挑戦に身を投じた一人だ。
東京大学を卒業後、コンサルを経て、米コロンビア大学のビジネススクール在籍中に起業アイデアを思いつき、今年ニューヨークで起業。独力で投資家を見つけ、アートの聖地NYで、新たなビジネスモデルを打ち立てようとしている。
NewsPicksは、ニューヨークのWeWork内にあるスタートアップハブで奮闘する朝谷さんを直撃し、目指すビジネスの未来について聞いた。
──まず、ニューヨークでCurinaを起業した理由をお聞かせください。
「Rent the Runway」というサービスをご存じですか?